電車の中で、乗客が黙々と眺めているものと言えば、スマートフォンかタブレットPCです。
彼らが覗いているのは、ニュースであったり、音楽だったり、あるいはゲームであったりと様々です。
これも何処にいてもインターネットがつながるからですが、そのおかけでよりエキサイティングな楽しみ方が登場してきました。
それがオンラインカジノという最先端のギャンブルです。
オンラインカジノとは?
オンラインカジノとは、インターネットを使ってネット空間に公開されているバーチャルカジノで賭けることができるギャンブルゲームのことです。
カジノと言えば、ラスベガスやマカオのランドカジノで心熱くさせながら、スロットにコインを賭けて回している光景をイメージするかと思います。
実際にブラックジャック、バカラなどのカードゲームを始め、ルーレットなどのゲームもインターネットを使い、オンライン型ギャンブルとして楽しむことができるのです。
今、学生の人や若いビジネスマンの間でも、熱中しているネット対戦ゲームやソーシャルゲームみたいにポイントを稼ぐだけでなく、クレジット決済やビットコインでコイン・チップを購入してオンラインカジノのゲームで賭けていきます。
勝てば配当金ももらえるのですから、せっかく時間をかけるのであれば、ソーシャルゲームより実利のあるオンラインカジノの方がいいでしょう。
オンラインカジノの魅力
最近のオンラインカジノは、パソコンだけでなく、スマートフォンの利用も可能になってきました。
そのおかげで、スキマ的な時間がちょっとでもあるなら、何時でも何処からでも、スマホやタブレットで、カジノサイトのゲームにアクセスして参加することができます。
その結果、何時でもゲームに賭けることができるのです。
しかも、今までCG主題歌だったビデオゲームだけでなく、ネットワークカメラを使いカジノスタジオのゲーム状況をリアルタイムに配信することも行われています。
そのおかげで、スマホの画面でルーレット盤の回り具合をつぶさに見ることもできますし、スマホの画面越しにブラックジャックやポーカーなどでディーラーと直接対決することもできるので、オンラインカジノの魅力がますます増えてきています。
オンラインカジノの歴史
このようにネット空間で人気を博しているオンラインカジノは、インターネットの発達とともに進化してきました。
1994年にカリブ海にあるイギリス連邦加盟国のアンティグア・パーブーダという国で、世界初のオンラインカジノ運営ライセンス発行の法律が可決されたことが始まりと言われています。
それ以降、ジブラルタル・マルタ・マン島などで、オンラインカジノの胴元が続々と誕生して行くのです。
オンラインカジノの違法性と合法性
日本でもオンラインカジノ人口が増えているのですが、日本で法律で認められているギャンブルは、競馬・競輪・競艇・宝くじ・スポーツ振興くじと、公営ギャンブルとされてきました。
それ以外は、カジノも認められていません。
数年前に国会でカジノ法案が可決し、国内でもランドカジノの立ち上がりで一時的に話題になりましたが、本格的な立ち上がりは、当分時間がかかることでしょう。
そのようなことからすると、オンラインカジノも賭博罪の対象と思われてしまうのですが、オンラインカジノの場合、これを取り締まる法律が日本では存在していません。
オンラインカジノは、海外サイトにアクセスして賭ける形態を取っているので、日本での賭博行為にはならず、違法とは言えないのです。
但し、合法的な位置付けでもないために、グレーゾーン的な位置にあるというのが実情です。
それでもオンラインカジノで、賭けることになんの支障がないので、実質的に問題はありません。
インチキサイトは存在する?
オンラインカジノはグローバル規模で広がっており、2000サイト以上も豪快されていると言われています。
これだけのサイトがあると注意しなくてはならないことがあります。
それは詐欺サイトのことで、オンラインカジノの中にフィッシングサイトのように掛け金やカード番号を騙し取られる等、様々な被害が発生していることです。
手口も巧妙な方法で、会員登録や入金手続きは本当のオンラインカジノのようにスムーズな処理で進んで行くので、詐欺サイトと思うことがありません。
しかし、ゲームで賭ける時点で画面がフリーズしてしまい、賭け金だけが取られてしまいます。
このようなトラブルを避けるために健全なサイトを選択しなくてはなりません。
その見極め法としては、カジノの運営ライセンスの有無を確認することです。
カジノライセンスは運営許可証を指していますが、イギリスやジブラルタル、マルタ、マン島などで発行されたライセンスを取得しているオンラインカジノはで安全で安心して賭けることができます。
ただし、ライセンスの中には、南米系の国が発行するライセンスもあり、それに対しては注意が必要です。
イギリス系の国が発行するライセンスは、とても厳しい審査が行われているので信頼性が高いのですが、南米の国は審査基準が緩く悪質サイトが生まれやすい原因にもなるリスクがあります。
そのことから、ライセンスの有無を確認するとだけでなく、発行国まで確認してから会員登録することが、被害に遭わないポイントとなります。